お客様に自社商品やサービスをご紹介するショールームやサロンには、滞在価値の向上や再来訪に繋がる居心地の良さが必要となります。
空間のデザインやインテリアももちろん重要ですが、空港ラウンジや高級車のショールームなど質の高い空間では、五感を刺激する仕掛けを積極的に取り入れています。
嗅覚は五感の中で最も本能的な感覚といわれており、香りを嗅ぐことがすぐに印象に直結するだけでなく、長期記憶を司る脳機能にも働きかけるそうです。そのため、オリジナルのアロマを取り入れて、空間と香りの記憶を結びつけ、再来訪につなげるというマーケティング手法もあるそうです。
音も空間の居心地の良さを高める上では非常に重要です。
ハイレゾ自然音の20kHz以上の可聴域を超えた高周波音、すなわち聴こえなくともからだじゅうで“感じる音”は、皮膚細胞を通じて脳にポジティブな影響を与えると証明されており、中でも、情緒神経系や報酬系などの“美と快楽の脳機能”に働きかけることで、お客様が自社商品やサービスをより魅力的に感じてくださり、またスタッフ・従業員の接遇応対の質も高まると考えています。